急にトイレがつまってしまった場合の自分でできる修理方法です。
トイレが詰まった時には、便器内の水位が溢れるくらいに上がってきたり、ペーパーや汚物が流れきらなかったり、ゴボゴボとした排水不良音がすることもあります。
簡単なつまりの症状であれば、道具ひとつあれば、水道屋さんに頼まずご自身で修理も可能です。
※ これからご説明していくのは、ペーパーの流しすぎや、大便のひっかかりが原因で便器内の詰まりが起こった場合の方法です。
まず、写真にもある詰り修理の道具「ラバーカップ」を用意します。
「ラバーカップ」はほとんどのホームセンターなどで1000円前後で売っているものです。
このラバーカップを詰まっている便器内に押し付けながら、若干押し引きしてみます。
できるだけ便器内の水に密着させるようにすることと、小刻みにラバーカップを動かすことがコツです。
(ピッタリ便器の形状に合うわけではありませんが、可能なかぎりできるだけ密着させます)
注意 ・・・・ 上記の方法で便器つまり修理ができるのは、簡易的なペーパー詰りや便の詰まりのみです。
例えば、異物を落としてしまった、生理用品を流した、トイレットペーパーの芯を流したなどの物落としによる便器の水つまりには、ラバーカップでは修理することができません。
無理にラバーカップを使用して便器の水詰りを修理しようとすると、症状を悪化させて、予定よりも大がかりな工事になってしまうこともあります。
くれぐれも、ペーパーつまり、便の詰り以外には使用しないでください。
上記の方法では水詰まりが直らなかった場合には、水道業者にご依頼ください。
一般のつまり修理が手馴れている水道屋さんでは、上記のようなラバーカップなどは使わず、はるかにパワーのある、「ローポンプ」や「ハイスパッド」という修理業者専用の強力な道具を持っています。
そのため、強固な詰まりも簡易的に修理できることが多くあります。