給湯器のまわりでずっとジョロジョロと水漏れの音が止まらないということでお客様からご連絡があった現場です。
こちらは床に置くタイプの石油給湯器(ボイラー)が設置されていて、かなり年数の経過したものでした。
表面に水気はないものの、耳をすますと、確かに常時ボイラー横にある排水管付近でジョロジョロと水の音が響き続けていました。
これは給湯ボイラー機器まわりに設置されている各種の水道器具が悪くなったために起こる現象です。
今回は減圧弁と安全弁(逃がし弁)という2種類の部品を取替えてボイラー修理完了しました。
これらの弁は、ボイラーのもともとの設定に応じて取付けしなければいけないもので、ボイラーに入れる水道の圧力を調整するためのものです。
この弁が古くなって故障すると、ボイラーにとっては壊れる危険性のある水圧が入ってこないように、逃げ道から圧力とともに水を排出させ、今回のような漏水状態につながるのです。
水の流れる音に異常を感じた場合、何らかのトラブルが起きている可能性がありますので、あまり放っておかないようにしましょう。
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