露出していない見えない部分の水道から水漏れしてしまうと、かなり大変な修理や工事になってきてしまうことがあります。

壁の中、天井裏、設備機器の裏などに隠れている水道からの水もれは、壁や天井を解体したり設置されている設備機器をいちど取り外したりと配管修理そのもの以外の工費も重なってきます。

今回の事例では、冬期間しばらく留守にしていたお住まいで、久しぶりにお水の元栓を開けてみると壁の中で突然激しい水漏れ音がして、しだいに床付近からも水が湧き出てきたということで緊急水道修理にお伺いした案件です。

見える場所に露出していない配管からの水漏れでしたが、かなりひどい水漏れの音がしていたためなんとなくの場所は想定できましたので、そのあたりを壁開口して配管の損傷部分を見つけ修理しました。

このような隠蔽配管修理の場合には、事前にハッキリした見積りが出せないことが多いものです。
どの程度内装を解体するのか、配管のどの部分でどのような損傷になっているのか、部分的に直せるスペースがあるのかなどにより対処方法も料金も違ってきてしまいます。
そのため、水漏れ箇所が外観からハッキリ断定できないかぎりは金額帯幅を考えていただいての概算金額見積りとなってしまいます。

今回の水道修理の場合は壁面の内装を2カ所解体し、水道凍結原因で破損している水道管を部分的に交換し、内装の補修まで完了させ、4万円強の費用がかかっています。

この金額は現地状況によっても大幅に変わってしまうことがありますが、通常隠蔽部分の水漏れ修理の場合、￥３５０００～６００００の幅でお考えいただくことになります。
（設備機器を取り外す必要のない場合の料金帯です）

当ページ記載情報の注意事項

水道修理事例に修理料金の記載がある場合、記事の日付時点での料金となっております。
物価の高騰やそのほかの要因によって今後料金形態が変更になる場合もございます。
最新の情報は水道修理料金表ページにてご確認ください。