古いトイレの床面から水がにじんでくる


古いタイプのアパートのユニットバスで、トイレの設置部の床面から使用するたびに水がにじんでくるということで修理のご依頼をいただいた件です。

古いモデルのトイレの便器というのは、床フランジやガスケットなどという接続部品によって床面に取り付けされています。

この接続部品が劣化したり変形してしまうと、設置部の防水が効かずに、水を流すたびにじんわりと水漏れしてくることがあります。

このような状態の対処としては、いちど便器部分を取り外し、接続用の部品を新たなものに取り換えるという作業が必要になってきます。

また、トイレ形状によっては便器だけでなく、トイレタンクやそのまわりの器具や配管などまで分解しなければいけないタイプのものもありますので、トイレ形状によっても作業料金に違いが出てきます。

一般的な形状のトイレの脱着は、¥25000〜30000程度の料金となります。

今回のような設置部品不良によるトイレ床面の水漏れは、20年以上古いトイレをお使いの場合にありがちな症状になります。
それ以降の年式の場合、トイレ設置部の構造が違うため、床面設置部分の部品の劣化は起こりにくいつくりになっています。

高年式のトイレで床面からの水漏れ症状があった場合には、ウォシュレットなどの洗浄便座や、トイレタンク、水道配管などからじんわりつたった水が床面に広がってしまっていることが多いため、今回の事例とはまったく違う対処になることが多いです。


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