年数の経過したお住まいでは、水道管が鉄製になっていることが多く、経年劣化で腐食による水漏れが発生することがあります。
鉄製の配管の中を長年水が通っていくため、内部から徐々にサビはじめ、最終的には外側まで錆が広がり配管を貫通して小さな穴などがあいて水漏れしてしまいます。
今回の事例では、キッチンまわりに露出で配管されているこの鉄製水道管からじんわりと水が滴ってくるという症状になっていました。
水道というのは圧力が常にかかっているため、このまま放っておくといずれ小さな穴が水圧で広がり、勢いよく水が噴き出すことになってしまうため、早めの対処が必要になってきます。
今回のような鉄製水道管の部分的な水漏れの場合には、水漏れ箇所前後を新しい水道管に交換する方法と、止水用の修理部材を取り付ける方法があります。
こちらの事例では、止水用修理部材の取り付けできるスペースがなかったため、少々大がかりになりましたが水漏れ箇所前後の配管を3.5mほど交換することになりました。
鉄製の水道管の場合、ネジのある部分から外して施工することになるため、水漏れ箇所前後に外しやすい箇所がなければ、必然的に長距離の配管交換になってしまうこともあります。
現地状況や水漏れ箇所によっても対処が違ってきますので、お困りの場合にはお気軽に現地調査をご依頼ください。
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