蛇口の根元に水がたまる


どこから水漏れしているのかハッキリわからないけれど、気がつくと蛇口の下の部分に水がたまってしまっているということで、修理と調査のご依頼をいただきました。

こちらのお宅では、浴室の中にある蛇口の設置されている土台部分がいつも水が濡れていて、キレイに拭きとっても数時間経過するとまた少量の水気があるようで、ご自身で見ても何が原因なのかイマイチ判断できないというお話しでした。

かなり時間をかけてじんわりとにじんでくるような僅かな水漏れの場合、現地確認しても判断できないというケースはあります。
また、結露などによる症状という場合もあり、「夏や冬だけに症状が出やすい」「金具全体に汗や水気がある」などの場合には水漏れではない可能性もありますので、ご依頼前に注意が必要です。

今回のお客さま宅では、結露もひどく、水漏れなのかどうかなかなか判断しにくい状態ではありましたが、時間をかけて様子を見ていたところ、蛇口本体裏側の金具固定部で若干水のにじみが確認できました。
内部にリング状のパッキンが設置されている箇所だったため、取り替えしてみて、しばらく様子をみていただくという流れになりました。

数日後、お客さまよりご連絡があり、蛇口の結露影響で若干の水気はあるものの、水が溜まる症状ははるかに軽減されたというご連絡があり、この対処で修理完了となりました。

蛇口のパッキン交換は汎用パッキン箇所の場合、¥4000~となります。
ただし、今回は分解の厄介な特殊パッキン扱いの箇所だったため、総額¥6000という少々割増の価格帯となってしまっています。


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