電動水抜栓の故障で機器の交換


電動水抜き栓とは、室内の水落としをするための水抜栓の操作をスイッチなどの電動装置でおこなえる構造の器具になります。

通常は手動操作でハンドルを回したり、レバーを上げ下げすることで水道の供給を止めるための水抜き栓(止水栓)ですが、建物の構造によっては手動操作にするのが難しいことがあり、その場合にはこのような電動装置が使用されます。

アパートの上階や、上階に居住スペースがある一軒家など、床面に設置されている水抜き栓本体を操作するのにかなり距離がある場所で操作が必要な場合に、離れた場所からも開閉操作できるようにしています。

この電動水抜き栓ですが、水道の立上りに部分に写真のようなモーター部(駆動部)が設置され、それを室内のリモコン(操作部)で動かせるような構造になっています。

この電動水抜栓も機械製品なので、年数とともに内部のモーター故障や基盤付近の劣化により故障してしまうことがあります。

年式の新しいものであれば製造メーカーで修理できることもありますが、経年劣化の場合には装置そのものを取り替えしなければなりません。

現在どのようなタイプのものが設置されているのかにより交換できる適合品が違い、それによって費用変動がありますが、駆動部と操作部をセットで取り換える場合には、10万以上の金額になってしまうことがざらにあります。

不具合で機器交換の場合には、まず現地確認が必要となりますのでお困りの場合にはご相談ください。


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