お風呂の蛇口の操作ができなくなったということでお電話いただいた事例になります。
かなり古い2ハンドル形状のシャワー蛇口を使用されており、シャワーと蛇口吐水パイプを切り替えするハンドルが効かなくなり、切替ができない状態になっていました。
このようなケースでは、蛇口内部にある切替え動作に関わる部品を取り替えることになります。
ただし、あまり古いと切替部品が製造されなくなったり、蛇口の固着で分解ができなくなったり、蛇口本体のほうでの金属削れがあって部品交換しても直らないなどの状態もありえます。
今回は蛇口本体を分解して、切替部品を取り外してみましたが、その部品を操作するのに必要な蛇口内部の溝部分も金属疲労で削れてしまっているのが判明しました。
修理不可能な部分での損傷があると、蛇口本体そのものを丸ごと交換する対処になってきます。
今回も同様に、シャワー蛇口をすべてセットで新しいモデルに取り換えることになり、お客さまのご要望もあって写真のような2ハンドルタイプから、現在主流になっている温度調整ダイヤルの付いたサーモスタット式シャワー混合水栓へと交換することになりました。
混合水栓蛇口の寿命は15年前後と言われます。
あまり経年劣化が激しい場合には、様々な原因により今回のように修理が難しいケースも出てきてしまいます。
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