お部屋の中の水抜き栓(冬期間に水抜きするときに使用する止水栓)から急に水が細く吹き出しはじめたという漏水トラブル事例です。
この水抜き栓というのは、経年劣化してくると内部に入っているパッキンが消耗して、地中に漏水してしまうことがあります。
目に見えない場所への水漏れのため、水の流れるような音に気づけるかどうかという状況です。
この漏水に気づかずしばらく放置してしまうと、地中への漏水量が限界になり、床上部分まで水が漏れはじめることになります。
その結果、今回の事例のように貫通穴から水が細く噴き出してしまうことになる形状のものもあります。
写真のような白ハンドルに白(クリーム色)の本体部分のタイプの水抜き栓というのはかなり古い年式のものになります。
45~50年程度経っているものが多く、耐用年数をはるかに超えてしまっているモデルです。
内部のパッキンのみの供給はすでにされなくなっているため、漏水の場合にはピストンといわれる部品ごとを取り替えする必要がでてきます。
今回も内部部品ごと交換をし、費用総額¥18000となりました。
このモデルの水抜き栓は、寿命をとうに過ぎているため、場合によっては上記のような部品の交換では修理できない症状も考えられます。
本体の金属部分で腐食によって穴があいてしまっていると、床下を掘り起こして大掛かりな工事をしなければいけないケースもありえます。
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