壁面に設置されている形状の混合水栓などでは、写真のような吐水パイプが使用されることがあります。
断熱パイプといって、吐水パイプ先端にプラスチックの部材が付いている形状になります。
今回は浴室壁出し形状の混合栓で、吐水パイプの根元から水漏れするということで修理に伺ったお客さま宅の事例です。
通常混合栓との接続部の根元からの水漏れはパッキンの交換で済むケースが多いのですが、まれに吐水パイプの金属部分が脆くなって欠けてしまうなどの状態になっていることもあります。
このような場合、パッキンの交換だけでは水漏れを抑えきれないため、吐水パイプごと取り替えることになってきます。
吐水パイプには様々な種類があり、口径が違うとネジの径も違いますのでまったく取り付けできないこともあります。
長さも様々ですし、古い蛇口ではすでに適合するパイプが製造されていないものもあるため、現地で判断していくことになります。
今回は一般的な長さ・太さの断熱パイプの交換となり、修理費用は￥８０００、作業所要時間は15分程度で完了。
交換する部品によって大幅に料金変動するケースもありますし、壁出し型以外の混合栓ではパイプのみの交換ができないものもあります。
詳しくはお気軽にご相談ください。
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