
戸建て住宅にお住まいのお客さまより、トイレ詰まりの修理依頼をいただいた事例です。
お伺いしてみると、1階と2階にそれぞれトイレがあり、そのどちらも正常に流れていかなくなったということでした。
2カ所のトイレがあるお住まいで、ほぼ同時期に水の流れが悪くなったり、詰まりが起こっている場合には、トイレでの詰まりではなく、そこから先の下水配管での詰まりの可能性が非常に高くなります。
排水の接続構造によっても違いますが、家の外の下水で詰まりが起こって排水経路が塞がり気味になると、まずそこから近い距離のトイレで流れ方に異常が出てきます。
その後、離れた2階のトイレでも同様の症状になるというパターンが多いものです。
通常のトイレ詰まりの場合は便器内に水が溢れ上がって、なかなかその水位が下がっていかなくなります。
ですが、今回のような外の下水詰まりの場合には、水位は下がっていくのに流れが普通ではないという症状や、ゴボゴボとした変な音が響く、きちんと引き込まずにペーパーや大便は残ってしまう、などという症状になってしまうことが多々あります。
今回も家の外の排水マスを確認したところ、やはり外部の下水で詰まりが起こり、排水内が汚水で満水状態になっているのが判明しました。
外部の下水管での詰まり修理は、高圧洗浄機を使用して排水管内に洗浄ホースを通していき、詰まっているものを掻き出していく作業となります。
今回の作業時間は1時間半強、修理費総額は¥35000となりました。
下水の清掃後は通常通りにトイレ2カ所とも軽快に流れるようになり終了です。
当ページ記載情報の注意事項
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