
古い特殊形状の蛇口で水漏れや故障があった場合、型式や年式によっては修理ができないことがあります。
今回の事例では、TOTO製のTL846型のサーモタイプ混合水栓が洗面所に取り付けられており、シャワー部や本体の可動ハンドル部付近からあちこち水漏れしている状態でした。
このモデルは非常に厄介で、すでに専用の修理部品などは製造中止になっているうえ、蛇口本体ごとの交換も適合する製品がありません。
そのため、故障や水漏れがあると別な形状の混合水栓を加工取り付けするしか対処がなくなってしまいます。
通常混合水栓は、取付けのための穴寸法や穴ピッチなどに合わせて同様の取付けができるものを用意しなければなりませんが、このタイプの混合水栓は代替品となる機種が無いため、強引に本来は適合しない混合水栓を何とか取り付けるしかないため、少々割高な交換費用になってしまうことがあります。
今回の事例でも同様に、別形状のシャワー水栓を取り付けし、工事完了となりました。
見た目なども悪くなってしまうような部分加工が必要になりますので、あらかじめ現地調査・確認作業と、仕上がりのご説明をさせていただくことが必要になります。
即日の修理や交換工事はできないモデルですので、ご理解ください。
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