トイレのタンクも古くなってしまうと、壊れてしまって交換する必要がでてくることがあります。

通常トイレタンクの内側には、結露防止のため防露材が吹き付けられていますが、それが経年劣化により変形したり膨らんでしまったりすると、トイレタンク内の様々な部品と干渉してしまい、正常な部品作動がしなくなってしまいます。

このような場合にはトイレのタンクを取り替えなければ、そのまま内部部品がマトモに使えないままになってしまいます。

ただし、ほとんどのトイレでは現行モデルでないかぎり、タンクのみ、もしくは便器側のみというどちらか片方だけの交換はできないことがほとんどです。
通常は他のモデルと互換性のないセット品として製造されているためです。

例外として、写真のような壁の隅に設置されているような昔ながらのモデルのトイレタンクの場合には、現在まだ代用型のトイレタンクが存在していますので、タンク、もしくは便器のみの交換工事も可能になります。

通常はタンク本体＋内部金具＋前後配管の一部分は交換必要なケースが多いため、このモデルのトイレタンク交換は、￥６００００～６５０００程度の総額になることが多いです。

※かなり古いモデルで、メーカーでいつまで製造するのかが未定な形状のため、突如手に入らなくなることも考えられます。
この形状のトイレタンクで不具合がある場合にはできるだけ早めの手配が安全かもしれません。

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