こちらは、水抜き栓と呼ばれる水道元栓の漏水修理でお伺いした事例です。
札幌市の水道局から、室内で水漏れがあり水道料金が高額になっているという指摘がお客さまへあったようで、弊社に調査と修理のご依頼をいただきました。
お住まいに設置されている水抜き栓の種類によっても違いますが、通常は内部のパッキンを数箇所交換するか、部品を取り替えることで漏水の症状改善できることが大半です。
こちらの写真はピストンという部品で、45年以上経過している初期型の水抜き栓(札幌市Ⅱ型)の漏水修理に使用されるものです。
後期型の4型と外観は似ていますが、札幌市4型水抜き栓は内部のパッキンのみの交換が可能であることに対し、古い2型水抜き栓はすでに専用パッキンが供給されなくなっているため、ピストン部品ごとの交換が必要になります。
4型水抜栓の漏水修理は、通常は複数個所のパッキンのみで対応可能ですので、¥9000~(設置場所によって作業しにくい場合には若干割増になることもあります)、
2型水抜栓の漏水修理は、ピストン部品の交換が必要なため、¥18000円前後となります。
今回の作業は築50年ほど経ったお住まいで、旧型水抜き栓の札幌市2型が設置されていたため、写真のピストン部品を交換することになりました。
修理後には、水道局へ高額になった水道料金の免額申請もおこなうことができますのでお気軽にお問い合わせください。
当ページ記載情報の注意事項
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