お風呂場のシャワー混合栓が古くなり、あちこちから水がもれたり、シャワー切替が効かなくなったりしているということで、混合水栓自体の取り替えを希望されたお客さま宅の事例です。

ごく一般的な浴室シャワー混合栓は、ユニットバスの壁面に水栓取付口があり、蛇口そのものが壁に取り付けられているような設置位置になることがほとんどです。

今回の事例では、そのような壁付けモデルではなく、浴槽ヘリ部分に取り付けられている写真のような土台設置タイプになります。

壁に取り付ける水栓とは違い、水・お湯の配管との接続に少し手間がかかってしまうデッキ形状です。

このようなカタチの混合水栓の場合、配管ピッチ（水とお湯配管の芯位置）の合うものしか取付ができないため、まずは配管位置の確認をしてどんな型式のものが取付できるかを判断していくことになります。

場合によっては、裏側に隠れている水道管も一部調整したり、部分的に交換しなければいけないケースもあります。
交換作業自体も狭いスペースで取り替え作業しなければいけない工事となりますので、どうしてもごく一般的な壁出し型のシャワー水栓より高い金額になってしまいます。

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