札幌市手稲区にお住いのお客さまより、蛇口が壊れて水漏れが酷いということで水道修理のご依頼をいただきました。

お伺いし、詳しくお話しを聞いたところ、仕事の都合で冬期間から数カ月留守にしていたということでした。

冬場の冷え込みにより水道が凍り、蛇口そのものが変形してしまっている破裂による破損の状態でした。

冬にまったく誰も住まない空き家状態になる場合には、かなり細かな水落としが必要になります。

不十分な水抜きで終わらせてしまうと、水道管内や蛇口内部に残った水が凍り、配管や蛇口で破裂してしまうことがあります。

自然な経年劣化による故障の場合には、部品を交換するなどの部分的な修理が可能なことが多いのですが、水道凍結による破損の場合には原則修理対応はしません。

凍結破裂の場合、蛇口に亀裂などの外観からわかる損傷がなくても、蛇口内部で凍ったことによる歪みがあることが多く、部品交換などの作業がムダになってしまう可能性が高いものです。

そのため、凍結させたことによる故障や水漏れの場合には、蛇口・混合水栓などの本体丸ごとの取り替え対応となることがほとんどです。

今回も同様に、凍結による混合水栓蛇口そのものの破損のため、蛇口本体を交換して完了となりました。

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