水抜き栓(水道の元栓)から水の流れ続ける音がする


水抜き栓(水道の元栓)から、水を使っていないのに「シュー!」という音が鳴り続けることがあります。
これは、水抜き栓内部の地中部分で水漏れしているときにおこる現象です。

そのまま放置しておくと、水抜き栓本体から水が吹き出したり、高額な水道料金を請求されることがありますので、気づいたときには早急に修理が必要になります。

一般的に水抜き栓の漏水の場合、よほどのことがないかぎり内部の専用パッキンを複数個所取り替えることで症状改善します。

例えば、札幌市内でかなり使われている写真のような「札幌市4型水抜き栓」の場合は、内部のパッキンのみの交換が可能なタイプになります。

ただし、札幌市2型といわれる昭和50年代前半まで製造されていたモデルの場合には、修理用の専用パッキンがすでに供給ストップしているため、ピストンといわれる内部部品丸ごとの交換対応になります。
内部に便が組まれている一部の特殊なモデルの場合にも、ピストンごとの交換が必要になるケースがあります。

このような水抜栓漏水の修理費用は、
パッキン交換で対処できる場合は ¥9000(基本料金)〜11000
ピストン部品交換が必要な場合は ¥18000 程度になります。

修理完了後は水道料金の免額申請を出せますので、漏水修理ご希望の場合はお気軽にご相談ください。


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