厳冬期に水落としの不備で水道が凍ってしまったまま数日間放置してしまったり、まったく水落とししてないまま急激に凍ってしまったりすると、水道管が破れて破裂してしまうことがあります。

配管内に密閉されている水が凍ることで体積が膨張しますので、その膨らみとともに金属配管を破ったり、変形させたりすることで水漏れが発生するようになります。

今回のお客さま宅では、お仕事の出張で冬季間含めしばらく家を空けていましたが、帰宅して水を開栓すると一部箇所から水が噴き出しはじめたということでした。
水落としはおこなっていたものの、部分的に水が抜けきれていない箇所があったようで、その水落としの失敗により水道管が破裂していた状態です。

水道管破裂する場合には複数個所で破裂症状が起こることもありがちですが、今回は運良く露出している水道管1カ所のみの破裂だけでした。

継手部分が密集している部分の銅管配管一部交換のため、費用は￥１８０００となりました。

かなり冷え込みが激しい時期に水抜き不十分な状態で凍らせたままにしてしまうと、何カ所も破裂してしまったり、交換費用が高めの器具が破損してしまっていたり、壁の中や天井裏など見えない場所で修理必要だったりなど、かなり費用のかかる大がかりな工事になってしまうこともありますので、くれぐれもお気をつけください。

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