古いコンクリートの排水マス(敷地内のマンホール)をお使いになっていた戸建て住宅で、コンクリート桝が壊れて水漏れしているというご連絡がありました。
現在は塩ビ製のマスを使用しますが、30年以上経過している年式の古い建物では、コンクリート製のマスを使用しています。
コンクリートは経年劣化でヒビ割れしたり、脆くなって弱い箇所から壊れてしまうことがあります。
いちど破損個所が出てしまうと、そこから汚水が排水管の外に流れ出すことになりますので、マスまわりの地面が陥没してきたり、地面が泥炭状態になって地盤変化の原因になってしまうことが多々あります。
今回はコンクリートのマス内で崩れたり欠けてしまっている部分が複数個所あり、室内から流した水がそこから地中に逃げてしまっている状態でした。
排水マスまわりの土は、汚水が流れ出す影響で削れてへっこんでしまい、土の中に埋まっていたはずの排水管の一部が目に見える状況になったことで、今回異常に気づいたようです。
このような場合には、破損している排水マスや、その前後の排水管を取り替える工事となります。
排水管は太くあまり融通の利かない配管ですので、部分的に交換するためにはある程度の距離を施工しなおすことが必要な場合があります。
今回も、破損部分の排水マスだけでなく、前後配管を2mほど交換して工事完了となりました。
このような排水工事は、経路や深さ、既存の排水の角度や掘り上げるスペースなど、様々な要因で料金帯が変わってきてしまいます。
お困りの場合、まずは現地確認にお伺いしますので、お気軽にご相談ください。
(※このような外部排水工事は原則積雪前の時期に完了させることが必要となりますので、例年11月上旬~半ば頃までの施工となります。)
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