壁の中に隠れている水道管から漏水


ある日突然、床のあたりから水が染み出してきてしまい、どうやら壁に耳をあてたときに水漏れのようなポタポタ音が聞こえるようだということで、お客さまから修理のご依頼をいただいた案件です。

水道管にも寿命があり、通常の金属配管の場合には30~40年程度で配管は劣化してしまいます。
お使いになっている水道管の材質にもよりますが、腐食が原因で配管の表面に小さな穴があいてしまったり、接合部付近から水が染み出してくるなどの症状になることもあります。

今回は目に見えない壁の中に隠れてしまっている水道管からの漏水の可能性が高かったため、まずは漏水箇所の断定が必要になってきます。
水漏れ症状のある付近の壁の石膏ボードを部分的に解体し、水漏れの原因になっている部分を露出させてからの修理となります。

壁の中の配管がどのような経路で通っているか、どの位置での漏水なのかなどは、実際に壁を開けてみなければハッキリとは断定できないものですので、場合によっては数カ所の内装部分を解体しなければいけないこともあります。

今回はめどをつけた箇所を解体すると、ちょうど水漏れしている原因個所が判明しました。
銅管配管を使用されていたため、穴のあいた箇所を一部切断し、部分的に新しい水道管へ交換する工事をして完了。
解体した部分の内装補修もその場でおこない、今回の修理費は¥35000となりました。

目に見えない部分での水道管の水漏れ修理は、配管材質や経路・構造、解体する箇所などによっても大幅に違ってしまいます。
あらかじめ想定される料金帯を幅をとってのご提示となることが多いですが、設備品の移動や取外しなどを必要としない場合は、¥35000~60000ほどの金額帯におさまることがほとんどです。


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