朝起きると水道が出なくなっていた


冷え込んだ日の翌朝、起きると水道が凍ってしまって出なくなっているということで、水道凍結修理のご依頼をいただいた、木造アパートにお住まいのお客さま宅の事例です。

冷え込みが極端にひどくなくても、建物の構造によって凍りやすくなってしまうことがあります。
水道管は地面を通って室内に引き込まれるため、1階部分が寒くなりやすい車庫やピロティなどの駐車場になっている場合や、1階部分が空き部屋の物件などでは、水道凍結する確率が高くなってしまいます。

水落としをして水道管内の溜まり水を排出させている場合は凍りませんが、冷え込みやすい構造の建物にお住まいになっているにもかかわらず、冷え込む日にうっかり水落としせずに寝てしまったり、水落としが不十分だった場合には、気がつくと水が凍って出なくなってしまっているなどということが起こります。

このような場合には、室内を一生懸命暖めても改善して水が出ることはありません。
(気温の上昇タイミングで溶けるなどはありえます)
通常は冷え込んで凍ってしまっている部分の水道凍結を、専用の機器を使用して解消していく作業になりますので、凍っている箇所に入って作業できる環境でなければなりません。
また、建物でお使いの配管材質によっても修理にかかる費用や時間、対処方法などが違います。

今回は1階部分が車庫になっているアパートで、その車庫内が冷え込んで水道凍結していました。
車庫を使用している契約者様の許可をとって車庫内に入らせていただき、専用機器を使って凍結修理完了。
作業時間は1.5時間、修理費用は¥18000となりました。

冷え込みが激しいタイミングでは一気に数百件のご依頼が重なることもあり、まったく水道凍結修理のご依頼を受けることができない場合もございます。
マイナス気温になる時期にはいつ水道が凍っても不思議ではありませんので、冷え込む日にはできるだけこまめに水落としするようにしましょう。


PAGE TOP