給湯機器も年数が経過すると経年劣化がはじまり、様々な故障が起こります。

今回のお住まいでは、給湯ボイラーが燃焼しなくなったり、頻繁にエラー表示が出るようになったためにボイラー交換となった事例です。

通常、年式の新しいモデルであれば製造メーカーで内部部品の交換やメンテナンスを受けることができます。
ただし、型式が古いものであればすでに内部部品が生産されていなかったり、交換時期ということでメンテナンスを引き受けてもらえないこともあります。

灯油を燃料とする構造の給湯ボイラーは、メーカー規定の耐用年数が10年程度に設定されていますので、その時期を大きく超えると修理はできなくなるケースが多くなります。
そのため、故障状況によってメーカー側から交換が必要との返答をされてしまうこともあります。

今回も同様の状況だったため、壁掛けタイプの直圧給湯ボイラーの交換工事となりました。
給湯ボイラーの交換工事は、施工スペースや設置位置・搬入搬出場所などによっても総額費用が変わりますので、機器の取り替え工事をお考えの場合はお気軽にご相談ください。
（※　弊社で交換工事取り扱い可能な給湯器は灯油式の給湯専用器のみになります。
　暖房ボイラー、ガス給湯器、電気温水器などの交換工事は承っておりません。）

給湯ボイラーなどの機器はここ数年でハイスピードで価格が上がり続けているため、ボイラー本体定価で30万超えになるモデルも増えてしまっています。
今後も都度価格が跳ね上がることが予想されますので、いつ壊れても不思議ではないほど使用年数が経過している場合には、できるだけ早めに交換工事の手配をしたほうが安価で済む可能性が高くなります。

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