水が漏れてくる様子がないのに、水道管の近くで水が流れるような音がずっと止まらないので見て欲しいとご依頼のあったお客さま宅の事例です。

水道配管が床から立ち上がっている箇所などで、水気がないのに水漏れ音がする場合には、水道の元栓の地中部分で漏水している可能性が高くなります。
写真に写っている白いハンドルの止水栓は、水抜き栓という名称の器具で、冬に水道管の水抜きをするばときなどに使われます。
この水抜き栓は床下深くまである長い器具で、経年劣化するといちばん根元の箇所で漏水してしまいます。

ごく一般的なモデルの水抜き栓は、一部分を分解して内部のパッキン複数個所を取り替えることで漏水症状を修理することができます。
ただし、家の外の地面に設置されている水道メーターボックス内で水を止めてからの修理作業が必要なため、冬期間の積雪時にはメーターボックスの除雪料金などが加算になることがあります。

今回は水抜き栓の漏水修理代￥９０００（基本料金）＋外部の水道メーター除雪作業￥３０００の合計、総額￥１２０００となりました。
今回はあまり激しい積雪場所ではなかったため、15分程度除雪してすぐに見つけることができましたが、メーターボックスの除雪は状況に応じて大幅に料金が変わってしまいます。
メーター位置がだいたいわかるのか、どのくらいその場所に雪が積もっているのか、地面は凍ってしまっているのかにより、作業の手間も違うためです。

当ページ記載情報の注意事項

水道修理事例に修理料金の記載がある場合、記事の日付時点での料金となっております。
物価の高騰やそのほかの要因によって今後料金形態が変更になる場合もございます。
最新の情報は水道修理料金表ページにてご確認ください。