
家の中の水の流れが全体的に悪かったため、外のマンホールを開けて見てみると、汚水がたまってマンホール内がいっぱいになっているとご連絡をいただいた事例です。
室内の汚れた水は、家の外側の排水マスと言われるマンホールを経由して、市の公共排水へ流れていきます。
排水マスは、排水の合流経路や曲がり角などに設置され、点検や清掃時に使用するものです。
古い排水ますは写真のようなコンクリート製になっていますし、築25~30年程度より新しい建物では塩ビ製の小型のものになっています。
正常な場合は排水マスの中にはほとんど水が溜まらない構造ですので、今回のように汚水があふれたりなみなみといっぱいになっているということは、その先のメイン排水経路で詰まりが起こっていることになります。
今回は、高圧洗浄機を使用して排水経路に洗浄ホースを送りこみ、管内の清掃をして詰まっているものを取り除く作業になりました。
このようなケースでは、清掃後に排水マスの破損などが詰まり原因になっていると判明する場合もあります。
場合によっては、排水マスの交換工事をしなければ、繰り返し同様の外部排水詰まりを引き起こしてしまうこともありますので、状況によって大掛かりな話になってしまうこともありえます。
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