
気づかないうちに外の水道栓(散水栓)付近から水漏れしていたようで、突然水道料金が上がってしまったということで漏水修理のご依頼をいただいた事例です。
戸建て住宅の外に設置されることの多い散水栓ですが、古いタイプのものは室内の水抜き栓などと同様のものが取り付けられていることが多いです。
散水栓内部の劣化などにより、知らず知らずのうちに地中深くで漏水がはじまり、水道料金の検針のときに高額な料金になってようやく気付くこともあります。
今回は30年ほどの築年数の戸建て住宅で、操作部が白ハンドルの札幌市4型水抜き栓が使用されている散水栓でした。
このようなモデルは大半が内部のパッキンを取り替えることで漏水修理できます。
こちらのお宅では、散水栓上部を分解し中のロットを引き抜いて、下部のピストンという部品に組み込まれているパッキンを3カ所取り替えることで水漏れ修理可能でした。
修理費用総額は¥9000、作業所要時間は20分程度となります。
ほとんどのケースでは今回のような内部パッキンの交換で済みますが、地中に埋まっている散水栓本体の金属部で腐食損傷がある場合には、軽微な修理で対応することができなくなります。
部分的な修理で症状改善しない場合は、地面を掘り起こして埋設されている機器ごと交換が必要になってしまいます。
ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
※水栓柱(一体型散水栓)や、伸縮式(地面から引っ張り出す形状の散水栓)などの修理は、製造メーカーでの対応となる場合もございます。
当ページ記載情報の注意事項
水道修理事例に修理料金の記載がある場合、記事の日付時点での料金となっております。
物価の高騰やそのほかの要因によって今後料金形態が変更になる場合もございます。
最新の情報は水道修理料金表ページにてご確認ください。
