
トイレの中にある水道栓の付近で、ずっとシューというような水の動く音が止まらないので異常ではないかとお問い合わせのあった事例です。
正常な状態であれば、どこも水を使用していないと水の流れ続ける音が響いて止まらないなどということはありません。
このような漏水音がする原因は、大半が水道の元栓の地中部分での水漏れが原因となります。
写真には白いハンドルの操作部分が写っていますが、この器具の根元部分で水が逃げてしまうことで今回のような症状が起こってしまうものです。
この器具を「水抜栓」といい、かなり長い器具で大半の部分が床下に埋まっています。
ほとんどの場合は床上部分に分解できる本体ナット部分が露出しているため、そこから内部を引き抜いて修理することになります。
今回も床上での作業で、内部金具のパッキンを3カ所ほど交換して症状改善させることができました。
水抜き栓の漏水時のパッキン交換は¥9000(基本料金の場合)~からとなります。
室内床上での作業ができない構造の場合や、狭くて作業が難しい場所などでは若干割増し料金となるケースもあります。
また、写真のような白ハンドルの水抜き栓でも、45年以上経過している型式の場合には内部金具のピストン部品交換が必要なこともあり割高な費用がかかってくることもありますし、金属腐食が原因で器具に穴があいてしまうと部分的な修理ができないこともありえます。
ご不明な点はお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
当ページ記載情報の注意事項
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物価の高騰やそのほかの要因によって今後料金形態が変更になる場合もございます。
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