アパートの1室で、室内で水を使用していないのに、常時水の流れるような音がするということで調査のご依頼をいただいた案件です。
目に見えて漏水がないのにもかかわらず、水の流れる音が止まらなかったり、水道料金があからさまに高くなった場合には、非常にわかりにくい箇所から水漏れしている可能性があります。
調査したところ、建物の1階部分の車庫内から立ち上がっている付近の地中部で漏水していることが判明しました。
このような症状は、止水をするために設置されている水抜き栓と言われる元栓の地中深くで漏水していることが多いものです。
修理対応としては、いちど分解できる箇所から内部のロットを抜き出し、内部に入っている部品の交換や、その部品に組み込まれている複数個所のパッキンを取り替えることになります。
傾向としては、45年以上前の古いモデルの水抜き栓や一部の特殊なモデルの場合には内部部品の交換が必要になります。
ただ、札幌市内で使用される大半の形状のものであればパッキンのみの取替えで済むことが多いです。
今回は築50年近い建物で、相当古い型式の水抜き栓が設置されていました。
そのため、ピストンといわれる内部部品ごとの交換が必要でした。
立上がり水道管横にある水抜栓内部の部品を取り替えることで漏水状態が改善でき作業完了となりました。
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