蛇口カランも古くなってくると、開閉のためのハンドル部分が固くなって、まったく動かない、開閉しにくいなどの症状が発生することがあります。
ハンドル内部が水垢やサビ汚れなどでガッチリ固着してしまったり、金属部の削れなどが原因の場合が多いですが、これを無理に回そうとすると壊れてしまうこともあります。
このような状態では、まずハンドル部やカランの接続部などをスムーズに外せるかどうか確認することからはじまります。
あまり固着がひどいと、部品を一部壊して取り外すことになります。
正常な分解が可能なケースでは、内部のパッキンを取り換えたり、部品を交換するなどして対処します。
スムーズにハンドル操作できれば、修理完了ですし、蛇口内部の金属削れがある場合には蛇口そのものを交換工事しなければ改善しないこともあります。
蛇口そのものも金属製品ですので、当然製品寿命というものがあります。
写真のような2ハンドルタイプの蛇口は、現在主流になっているシングルレバー蛇口よりも長持ちする傾向はありますが、それでも20年ほど経過してしまうと、内部金属の摩耗などもあり交換が必要なことも多くなります。
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