古い年式のシャワー混合水栓の温度調整ができなくなってしまったということで、修理のご依頼をいただいたお客さま宅です。
写真のようなサーモ式混合水栓の温度調整ハンドルの内部には、水とお湯を混合させるための調整部品が入っています。
お伺いしたところ、この温度調整をするためのサーモスタット部分の部品が故障しているようで、症状の改善のためには部品取替えが必要でした。
通常は混合水栓の寿命は15年前後といわれていますが、こちらのお客さま宅では20年をはるかに超えた使用期間で、今回温度調整部の修理をしても、次々故障個所が追加で出てくることが考えられる年式のものでした。
今後あまり長く使用できない可能性が高かったため、お客さまとご相談のうえ、蛇口丸ごと新しいモデルに交換することとなりました。
今回のように、蛇口そのものを交換するべきか、部分的な修理をするべきかは、使用年数や、それぞれの費用の比較と、古いものをそのまま使った場合の今後の危険性やコストなどトータルで考えて判断していくほうが良いこともあります。
お困りの場合は、お気軽にご相談ください。
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