水道管がある付近でわずかながら茶色い水の滴りがあるということで調査をご依頼いただいた事例です。
水道配管自体は保温材に包まれていましたが、保温材の切れ目あたりからつたってサビ水のような茶色い水跡ラインが確認できました。
調査のためいちど保温材を取り外させていただいたところ、昔ながらの鉄製の水道配管の途中から錆で変色し水がたれてきた跡が見受けられました。
写真のように、水道配管から赤サビのような水が垂れてきた跡があったり、蛇口を開くと赤水が出てくる場合には、極度に水道配管が劣化している証拠です。
そのまま放っておくとある日突然水道配管に穴があいて水が吹き出したり、配管がボッキリ折れてしまうなどの事故がおこる場合もあります。
万が一、通水状態で水道配管が折れてしまうと、かなりの水圧がそのまま吹き出すことになり、大被害になることも少なくありません。
今回はお客さまの強いご希望で部分的な配管交換をすることになりましたが、室内を通っている配管は全体的に寿命がきてしまっている年数のようです。
(鉄製の水道管の寿命は30~40年程度になります)
このような状態である水道配管があれば、もしものことを考えて早めに水道管全体の交換工事などの対処を考えていたほうが良いと思われます。
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