家の外に設置されている散水栓(水道の元栓)の操作部レバーが壊れてしまったということで、修理依頼いただいた事例です。
上げ下げの操作をするのが硬く渋くなっていた状態で、ムリに力を入れたところ、レバーの根本から破損して取れてしまったようです。
この外に設置されている水道栓を散水栓といい、外気に触れる場所にあるため、室内の元栓に比べ劣化しやすい傾向にあります。
操作レバー部分も、金属とプラスチックの混合部品になっており、日に当たったり、雪や雨風にさらされる場所にあることで脆く、老朽化しやすくなり、今回のような故障となります。
レバー部品が壊れた場合には、まず散水栓内部を分解し、レバー部分だけでなく内側の作動部の調整も併せておこなうことになります。
とくに、今回のようにレバー操作が硬かったという場合には、地中深くの内部で固着状態になっている可能性が高いため、レバー部品だけを取り替えても根本的な原因解決にはなりません。
レバー部品はお使いの散水栓により取付できるものが違ってきますが、交換にあたっては分解作業費含め2万程度の費用がかかってくることが多いです。
※あまりに散水栓本体の劣化が酷い場合や、内部変形している場合には分解ができない場合もあります。
分解することができない場合には、最悪、地中を掘って散水栓そのものを交換する工事になってしまうこともあります。
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