キッチンの流し台下の扉の中で、排水の臭いが気になるということで修理のご依頼があった事例です。

お住まいで使用されているキッチンの排水構造にもよりますが、昔ながらの台所排水の場合は、排水管と排水ホースのあいだに隙間ができやすく、排水管の臭気が上がってきやすい構造になっているため、そこから上がってきた匂いが収納扉内などに充満することがあります。

また、もともと臭気防止のための施工がなされている場合にも、経年劣化原因により防臭のための施工部分が弱くなり、ある時期から匂いが上がってくるようになることもあります。

このような場合には、専用の防臭部材を取り付けることで臭気の充満を防ぐことが可能です。

昔ながらの一般的なキッチン排水構造であれば、￥８０００〜１００００円程度の作業工費となります。

（新しめの流し台や、特殊な排水構造の場合には料金割増になってくるケースもあります）

今回は排水経路になされていた防臭作業されていた箇所が年数とともに劣化していたため、最近になって排水臭がキツくなっていたようで、日によってはキッチンだけでなく部屋中に嫌な匂いが充満するとのことでした。

劣化している過去の防臭処置部分をキレイにして、新たに専用の防臭部材を取り付けて修理完了となりました。

キッチンや洗面台の排水臭については、今回のような処置で改善させられることが多いですが、構造によって対処不可能なケースもごくまれにあります。
現地確認のうえ判断させていただくことになりますので、同様の症状でお悩みの場合には、お気軽にご相談ください。

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