外の排水管の傾斜が悪く、頻繁に詰まりが起こる


今まで何度も繰り返し排水の詰まりが起こるため、そろそろ本格的に直したいというご依頼をいただいたお客さま宅の事例です。

年に1~2回ほど室内全体の水の流れが悪くなることがあり、毎度家の外のマンホール(排水ます)で詰まりが起きているということでした。

排水というのは傾斜をつけて先へと流す構造になっています。
地中に埋まっている部分が多いため、長年の地盤沈下などの影響で傾斜がおかしくなってしまうと、水の流れが悪くなり、排水管途中で汚物が停滞するなどして詰まりを起こしてしまうことが多々あります。

こちらのお宅でも、以前から別な修理業者からもこの傾斜の不良を指摘されていたものの、地面を掘り起こしての大々的な工事になってしまうため、何年も躊躇していたようでした。
そのため、詰まりが酷くなるとその都度修理業者を手配して詰まりを解消させていたとのことです。

近年は詰まりが起こる頻度もさらに多くなり、もうすぐ雪の季節になってしまうことからも、大掛かりな工事を覚悟して弊社に工事依頼をいただいたという状況でした。

今回の工事は、一部の区間で排水管の傾斜がとれていなかったため、6mほどの直線距離と、その経路にある3カ所の排水ますを地面を掘り上げて交換工事しています。

このような排水工事ですが、深さや経路、掘り上げる場所のスペースなどによっても大きく工事費が違ってきます。
1日の工事で終わる場合もあれば、2日以上の工期が必要になることもあり、必ず事前に現地調査とお見積もりが必要になってきます。

雨天や冬場には工事ができませんので、例年11月半ば頃までに工事を終わらせる種類の工事になります。
冬間近のギリギリのタイミングでご依頼いただいても日程が取れないことも多いため、できるだけ雪の降らない季節にご依頼いただくことをお勧めいたします。


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