古いコンクリート製の排水マス(敷地内になるマンホール)を使用していた戸建て住宅で、数年前から頻繁に家の外の排水で詰まりが起こっていたようです。
コンクリート桝の内部で排水経路が崩れ流れにくくなっているため、毎回同じ箇所の排水マスでトイレのペーパーや便が引っかかり、都度ご自身で詰まりを直していたとのことでした。
数年間誤魔化しながら使っていたものの、そろそろ本格的に排水マスを直したいとのご依頼をいただき、地面を掘り起こしての排水工事となりました。
コンクリート製の排水マスは、経年劣化すると割れや欠け、ヒビなどの影響で排水が流れにくくなったり、中で引っかかりやすくなってくることがあります。
破損が酷い場合には管の外に排水が逃げ出してしまい、地中が汚水まみれになったり、排水まわりの地面が陥没してくることもあり、適度な年数で取り替え工事が必要になってきます。
今回のような工事ですが、コンクリート製のマンホールは現在住宅の敷地内では使用されなくなっているため、現行の塩ビ排水マスに取り替えることになります。
こちらの事例では、排水マスとそのまわりの排水管を一部交換して工事完了となりました。
このような排水工事は原則、雨の日や雪が積もる時期には工事が難しくなります。
今回はギリギリ積雪前でしたが、天気の悪さでかなり厄介な環境の中、終わらせることができました。
その年にもよりますが、通常排水工事は11月上旬までに完了させられる日程での施工となりますので、気になる事象がある場合にはできるかぎり早めのご依頼をお願いいたします。
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