シューという水の流れているような音がするため、お客さま自ら水まわりを調査したところ、冬期間などに水を抜く白ハンドルの付近からいちばん水の音が響いていて、水を止水するとその音も止まるため、漏水の可能性が高いということで修理のご依頼をいただきました。
この白ハンドルなどで水を止めることができる水道の止水栓を「水抜き栓」といいます。
今回のような事例は、水抜き栓が劣化してくるとよくありがちな症状で、ほとんどの場合には内部のパッキンを複数個所取り替えすることで改善します。
こちらのお住まいでは、床上に操作のための白ハンドルが立ちあがっていましたが、実際に修理する本体部分は床下に設置されていたため、床下収納スペースにもぐっての修理作業が必要になりました。
床下でナット金具を緩める箇所があり、そこから分解して内部部品を引き抜き、予定どおり各所のパッキン交換で漏水修理完了となりました。
このような水抜栓の漏水修理の場合、各パッキンの交換作業は基本料金¥9000~からとなります。
ただし、今回のように床下での作業が必要な場合には作業費割増が必要になりますので、今回は総額¥11000になりました。
(同じ床下での修理でも、床下スペースや内部部品を引き抜ける高さがあるかなど、床下状況によっても多少料金変動がございます。)
また、外の地面にある水道メーターボックスで止水をしてからの作業となるため、積雪時にはメーターボックスの除雪費用が必要なこともありますし、狭いスペースなどで水抜き栓分解が難しい場合や電動装置付きの場合など修理に手間がかかるケースでも割増料金が発生します。
45年以上使用しているかなり古いモデルの水抜き栓や、特殊なモデルなどでは、今回のようなパッキンのみの取り換えができないこともございますので、ご不明点はお気軽にお問い合わせください。
当ページ記載情報の注意事項
水道修理事例に修理料金の記載がある場合、記事の日付時点での料金となっております。
物価の高騰やそのほかの要因によって今後料金形態が変更になる場合もございます。
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