トイレの便器部分を床に固定するためのボルトがゆるくなり、便器がグラグラするということで修理のご依頼をいただいたトイレ修理事例です。
今回のようなトイレのトラブルは、近年の便器ではあまり発生することのない症状です。
かなり古いタイプの、トイレタンクと便器が分かれたモデル(隅付き三角トイレタンクなどとセットになるタイプの便器)などで起こることが多いです。
古い形状の便器は、排水との接合部に設置されている部品に左右2点のみでボルト固定されているためです。
(高年式のトイレの場合は3~4箇所で固定されているため、2点固定より当然安定感があります)
また、いちど固定部が弱くなるとさらにどんどん負荷がかかってしまい、時間とともに症状がひどくなり、流した排水が床から染み出してきてしまうこともあります。
このような便器の固定ボルトのゆるみは、ただ締め付けて直るものではありません。
ほとんどの場合、固定ボルトが腐ってしまっているためいちど便器を取り外し、ボルト自体を取り替えることになります。
また、それに伴い、床面との接続部品や防水用の部品などを併せて取り替える必要がある場合も多々あります。
便器の取り外し作業を含む固定ボルトなどの部品交換は
¥28000~円程度の料金となります。(交換部品による)
当ページ記載情報の注意事項
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