
一戸建て住宅や、木造の集合住宅では、室内に水抜き栓といわれる止水栓が設置されています。
冬場などに水道の水抜きをする場合などに使用されるもので、これを閉じることでその経路の水が全体的に止めることができるようになっています。
この水抜き栓が経年劣化すると、床下部分で漏水が起こり、気づかないうちにかなりの水漏れになってしまうことがあります。
通常は水道料金の検針のタイミングで漏水を指摘されたり、水を使っていないにもかかわらず水の流れるような音が室内に響いてきて、ようやく気がつくというパターンになります。
また、漏水状態があまりに酷いと、床上まで水が漏れ出してくるケースもありえます。
今回はトイレの床にあるこの水抜き栓で、シューという水の音が鳴り続けているということで、お問い合わせいただいた札幌市南区のお客さま宅です。
水抜き栓の操作ハンドルを閉めると、流れるような音も静かになるため、水道の異常だと思いご連絡いただいたようです。
このような場合には、床上の固定部分を取り外し、中に入っている部品を引き抜きます。
部品に組み合わさっている専用パッキンが経年劣化で消耗したりちぎれていることがほとんどですので、それらのパッキンを交換することで漏水修理できます。
今回も3カ所の専用パッキンを交換し、水抜き栓の漏水修理完了。
費用総額は¥9000、作業時間は30分程度で終了となりました。
※40年以上前の古いモデルの水抜き栓の場合、パッキンのみの交換ができないものもあります。
詳しくはお気軽にお問い合わせください。
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