
年数のかなり経過した鉄製水道管が錆詰まりしてしまい、水が出なくなったということでご相談いただいた案件です。
水の出が悪くなった一部の経路を、劣化しずらいポリエチレン配管(樹脂管)にしてほしいというお客さまのご要望があり、別な経路で施工が可能かどうか現地確認させていただきました。
このようなケースでは、お住まいの水まわりの構造や配管経路によって、一部分経路だけの配管交換が難しいこともあります。
隠蔽部分から複数経路に分かれてしまっている場合などでは、壁や天井の解体を大掛かりにおこなわなければいけないこともありますし、別な経路では配管を結べないことなども考えられるためです。
今回のお客さま宅では、床下スペースを通せば問題の経路だけを単独で新設配管にできそうだったため、お客さまに施工によるデメリット部分もご説明のうえ、工事にとりかかることになりました。
木造住宅の床下配管は、お住まいの構造によってかなり冷え込むため、冬場に凍りやすくなる可能性があります。
また、樹脂管はたわみの出てしまう材質の配管ですので、冬場の水抜きなどにも支障が出ることがありえますし、何より凍ってしまった場合の修理費用が高額になってしまいます。
ポリエチレン配管などの樹脂管での施工や、床下配管施工する場合には、このようなデメリットや冬期間の危険性をご理解いただいたうえでの作業となります。
当ページ記載情報の注意事項
水道修理事例に修理料金の記載がある場合、記事の日付時点での料金となっております。
物価の高騰やそのほかの要因によって今後料金形態が変更になる場合もございます。
最新の情報は水道修理料金表ページにてご確認ください。
