トイレのパイプのつなぎ目から水もれ


こちらはTOTO製のS670B型という古い形状のトイレタンクです。
現在主流なモデルは、便器とトイレタンクが直接接続されていますが、かなり古い今回のような形状では、トイレタンクと便器が離れた位置に設置されている構造になっています。

トイレタンクが壁の角にあり、そこから銀色の太いパイプでつなぎ、それが水の経路となって便器側に水を流すというつくりになっているのです。

この銀色の太いパイプ部分から、水を流すたびに水もれしてくるケースが多々あります。

これは、洗浄管と呼ばれるこのパイプのつなぎ目の内部パッキンの劣化や金属ナットの劣化などによる原因が主です。

このような洗浄管からの水もれの場合には、いちどパイプをすべて分解する必要がありますので、分解箇所の各所パッキンをすべて取り換えることとなります。

また、洗浄管自体が古くなってしまうと、接続部分のナット金具や、付近の部品が劣化していて分解時もしくは取り付け時(復旧時)に破損するケースもあります。

ほかにも、便器の固定不良によるぐらつきが原因でこの洗浄管に負荷がかかり、水漏れしてしまうケースもあり、根本的な原因が水漏れ箇所以外の部分にあることも考えられます。

洗浄管各所パッキンの交換は ¥10000〜程度、付近の部品交換が必要な場合は、部材代追加となります。


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