水抜栓の交換工事


冬場などに水落をするための水道栓である水抜き栓から、常時水が流れるような音が響くということで水道修理にお伺いした事例です。

通常は、内部の専用パッキンや部品などの取替えで修理できることが多いのですが、金属製である水抜き栓本体が腐食で破損してしまうと、修理対応ができず本体そのものを交換するしかなくなってしまいます。

今回は40年近く年数の経過した水抜栓ということもあり本体で破損があるようで、修理対応しても症状変わらず、水抜栓本体を交換工事する運びとなりました。

このような水抜き栓の漏水の場合、地中に埋まっている箇所が原因のため、目視で判断できません。
そのため、まずは簡易的な修理が可能かどうか、分解可能な箇所からパッキンの取替えをしてみて、それでも症状が改善しない場合には本体側の腐食原因だという判断になることが多いものです。

この水抜き栓ですが、本体の半分以上を地中深くに埋めてあるものですので、地盤を掘り起こし、凍結深度以下の深さで埋設管と接続されている部分から交換していく工事になります。

水抜栓の耐用年数は、30〜40年程度といわれていますので、その時期以降になると、ある日突然故障したり水漏れするなどで緊急の修理や工事が必要になってきてしまうこともあります。

今回のお客さま宅の水抜き栓設置位置は、広めの床下スペースだったためあまり手間のかからない工事になりました。
この設置位置によりかなり工事料金が違ってきます。

床下でもかなり狭いスペースの場合や、床下にもぐれる箇所からでは実際の工事がおこなえず別個所に床開口を開けなければならない場合、水抜き栓設置部分がモルタル・コンクリート床の場合、工事にあたりトイレや給湯機器をずらさなければならない場合など、様々なケースが考えられます。

その内容により大幅に料金が違いますので、詳しくはお気軽にお見積り依頼ください。


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