浴室デッキ型のサーモシャワー混合水栓の交換工事


古い型式の浴室サーモシャワー混合水栓で、あちこちから水漏れがあったり、ハンドル操作が重くなって不調があるということで水栓交換のご依頼をいただきました。

ごく一般的な浴室シャワー水栓は、ユニットバスの壁パネルに設置される「壁出し」「壁付け」などといわれる取り付け構造ですが、今回の事例では浴槽の縁の部分などを土台として設置される「デッキ型」というタイプのものでした。

この構造の水栓は、浴室シャワー水栓に限らず、全体的に壁出し型より部材費・工費ともに割高になってしまいます。
とくにお風呂で使用されるシャワー混合水栓の場合は、壁出しモデルと比べて1.5倍以上の総額費用の違いが出てくることがあります。

また、外観は同じように見えても、水道配管位置が違うと取り付けできないモデルがあったり、隠蔽箇所のフレキシブル配管や、浴槽位置に合った長さの吐水パイプを交換時に併せて取り替えしなければいけないケースなども考えられます。

このような形状の水栓の交換工事の場合は、まず現地確認で水と湯の取り付け径を確認させていただいたり、水栓発注手配のお時間をいただかなければいけないこともあります。

今回の事例のようなモデルをお使いで不調が気になっている場合、いざ緊急を要する症状になっても即日工事できないことが多いため、異常を感じた時点でできるだけ早めのご依頼手配をお考えください。


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