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お住まいの室外にある排水マス(室内排水経路の点検用などの目的で設置されているマンホール)付近で破損があるようで、地面が陥没してきたというご連絡があった札幌市北区の排水工事事例です。
排水管は室外に出ていく経路で土の中に埋められているものです。
そのため、地盤の変動などが原因で負荷がかかってしまい、土の中で破損してしまうことがあります。
とくに、地盤が悪い地域では頻繁に破損個所が出てくることもありえます。
土の中で排水管が損傷して管の外側に汚水が逃げ出すと、その汚水の流れで地中の土砂がえぐり取られ、徐々に地面の陥没につながってしまいます。
今回は、室内から排水マスに合流している付近で2経路の破損が見つかりました。
排水管というのは太めのパイプを差し込んで接着していくものですので、あまり融通が利かない配管になります。
そのため今回のようなケースでは、破損個所だけの部分的な修理は難しいことも多く、前後スペースの土を掘り上げて、適度な距離を排水管交換していくことになります。
今回2カ所の損傷個所ともに排水マスの隣接部分だったため、排水マスごと交換する排水工事になりました。
もともとは古いコンクリート製の桝でしたが、現在は塩ビ製のマスに変わっているため、以前より小型の排水マスが設置されることになりました。
コンクリート製のマンホールは30年程度で劣化がはじまり、接合部に隙間があいて排水管外に水が逃げ出すこともあり、同じように陥没の原因になるケースもあります。
室外の排水で気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
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