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室内の止水をする元栓部分から、水が吹き出してしまうということで緊急修理のご依頼をいただいた事例です。
これは水道を止めたり、冬場に水落としをするために使用する水抜き栓というものです。
こちらではかなり古い型式の水抜き栓を使用していました。
経年劣化で地中部分のパッキンなどがちぎれてしまうと、見えない箇所で漏水がはじまり、その漏水が酷くなってくるとこの事例のように床上にも水漏れしはじめます。
もともと器具の上のほうに穴があいている構造ですので、その小さな穴から勢いよく水が噴くようになってしまうものです。
今回のように古い水抜栓の漏水修理は、いちばん軽微な作業でも内部部品の取り換えが必要になります。
専用のパッキンの製造がすでに終了してしまっているため、ピストンという部品ごと交換しなければいけません。
白い手回しハンドルで、本体金属部分がクリーム色のモデルは、40年以上前に製造されている初期型の水抜き栓ですので、この形状のものは漏水時に費用がかかることが多々あります。
今回の修理費用総額は、¥18000、作業時間は30分程度で終了となりました。
当ページ記載情報の注意事項
水道修理事例に修理料金の記載がある場合、記事の日付時点での料金となっております。
物価の高騰やそのほかの要因によって今後料金形態が変更になる場合もございます。
最新の情報は水道修理料金表ページにてご確認ください。
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