戸建て住宅や木造アパートなどでは、冬場の水落としのための水抜き栓といわれる器具が地中に埋められて設置されています。
経年劣化すると土の中で地下漏水してしまうことが多いため、分解して内部のパッキン交換などの対処が必要になってきます。

この水抜き栓は大半が回転ハンドル操作やレバー上げ下げの操作で手動でおこないますが、お住まいの構造によっては電動装置付きのものが付いていることがあります。

室内の壁面などにリモコン操作部があり、ボタンスイッチを動かすことで地面付近にある水抜き栓に取り付けられている駆動部モーターを動かし、手動操作のように水を抜くことになります。

このような電動タイプの水抜き栓での漏水修理は、手動タイプのものより若干割高になることが多いです。
モーター部分の取り外しで別な手間がかかったり、作業しにくい箇所や床下などに水抜き栓の本体が設置されていることもありますので、状況に応じて基本料金に加算となります。
今回の事例では、設置場所が広いスペースだったため、水抜き栓の各所のパッキン交換（基本料金￥９０００）＋駆動部モーター取り外し割り増し￥２０００の合計￥１１０００となりました。

※積雪時などで水道メーターボックスが雪に埋まったり凍って開けられないなどの場合には、冬期間割り増しも別途必要なケースもありえます。

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