戸建て住宅の外の立水栓が故障して、操作ができなくなってしまっているということで修理のご依頼をいただいたお客さま宅です。
外の水道栓は一般的に散水栓と呼ばれ、冬場には水落としが必須になります。
今回のお客さま宅では、冬に備えてこの散水栓の水抜きをしようと久しぶりに操作したところ、もともと固くて渋かったハンドル操作がまったくできなくなってしまったということでした。
外に設置されている散水栓には寿命があり、20~30年で取り替えが必要になることもあります。
常に外気にさらされている箇所のため、室内にある同じような元栓類と比べても早めに劣化する傾向があるのです。
これらの散水栓ですが、動きが悪い場合、分解して修理できるケースも多いのですが、こちらのお宅の散水栓は劣化が激しく分解することも困難な状態でした。
40年以上経過しているものだったため、ムリに分解しようとすると破損の危険性もあることから、地面を掘り上げて散水栓ごと交換する工事をすることになりました。
ごく一般的な散水栓は、1mほどの本体が地中深くに埋められて設置されています。
土の中を70~80センチほど掘って接続部から交換する工事になってきます。
散水栓の交換工事は、地盤が土で尚且つ掘削スペースが十分にある場合と、土以外の地盤の場合・掘削スペースが狭い場合・埋設の深度が深い場合などでは工事料金が大きく変わってしまいます。
散水栓交換工事をお考えの場合は、まずは現地確認にお伺いしますので、お気軽にご相談ください。
当ページ記載情報の注意事項
水道修理事例に修理料金の記載がある場合、記事の日付時点での料金となっております。
物価の高騰やそのほかの要因によって今後料金形態が変更になる場合もございます。
最新の情報は水道修理料金表ページにてご確認ください。