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一戸建て住宅にお住まいのお客さまより、家の外の排水マス(マンホール)のそばで地面の土がえぐれて減ってきてしまうというトラブルのご相談がありました。
しばらく前から症状が続いていたらしく、はじめはネズミなどが掘った穴かと思って都度ご自身で土を埋めていたものの、少し時間が経つとまた同じ箇所の土だけが減っているという状況だったようです。
数か月このようなことを繰り返していた後、弊社のネット情報で排水管の異常がある場合に同様の症状になるということを知り、今回調査のご連絡をいただいたという流れでした。
現地にお伺いすると、やはり土の中の排水管に異常があることが判明。
埋設部分の塩ビ排水管が割れてしまうことで、管の外の土部分に水が逃げはじめ、その水の流れによって地面の土がえぐられていき、表面が崩れてどんどん陥没状態になってしまい、今回のような状況につながります。
このような場合は付近の地盤を広めに掘り起こし、破損部分の排水管を取り替える工事が必要です。
排水管はあまり融通がきかないものですので、狭い範囲だけの取り替えはできないことが多く、傾斜などの調整も必要になることから、破損個所前後ある程度の距離をもって交換しなければいけないことがあります。
今回は排水マスの隣接部での破損で、つなぎ直すためには排水マスごとの交換と、前後1.2mほどの排水塩ビパイプの交換が必要になりました。
このように損傷個所だけをピンポイントで交換というわけにはいかない構造のものですので、現地状況や配管経路などによって工事範囲や工事費用が大幅に違ってくることがあります。
同様の症状がある場合には、まず現地確認にお伺いしますので、お気軽にご相談ください。
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