
築年数が50年ほど経過している建物の室内元栓付近から水が漏れてしまっているという修理のご連絡をいただきました。
昔ながらの白いハンドルを回転させて水を止めたり出したりする構造の元栓で、一般的には「水抜き栓」と言われます。
この水抜き栓は1.3m~1.5mほどの長さの器具で、大半が地中内に入っています。
根元のほうにパッキンの設置個所があり、経年劣化によってちぎれたり削れたりすることで水漏れしてしまうことが多々あります。
漏水が始まったときには地中に漏れていくため、なかなか気づきにくい症状になりますが、さらに漏水が酷くなると床上に水が漏れてくることもあります。
ほとんどの水抜き栓の漏水は、内部のパッキンを複数個所取り替えることで改善しますが、今回の事例のようにかなり古いモデルの場合には部品交換をしなければいけません。
写真のように白ハンドルの下の本体金属部分が、白っぽく塗装されている水抜き栓は、かなり初期型の古いモデルになり、適合パッキンがすでに製造されなくなっているため、割高な修理費用がかかります。
(昭和50年代前半より以前の器具は今回のタイプのものになる可能性が高いです)
こちらの事例では、内部のピストンという部品を交換することになり、料金総額は¥18000となりました。
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